以下の関連諸規程は、「諸規程集」を参照ください
スピリチュアルケア専門職規程
スピリチュアルケア専門職資格認定に関する細則
臨床スピリチュアルケア師及び専門スピリチュアルケア師資格審査基準
スピリチュアルケア専門職 資格更新に関する細則
スピリチュアルケア師認定教育プログラムに関する細則
2012年4月22日理事会承認
2014年5月27日理事会改定
2020年9月6日施行
●2024年の臨床・専門の資格審査(更新・新規、暫定資格含む)は、2024年7月14日(日)に、東京(上智大学四谷キャンパス)で行われます。
例年、申請書式は、認定教育プログラムに5月中旬(学ばれた認定教育プログラムにより締切日が異なります)に提出し、認定教育プログラムを経由して学会に提出され、その年の7月に資格審査(更新/新規)を行っています。
審査に臨まれる方は、以下の説明をよく読み、ご自身の出願する資格と、新規/更新の別にあわせた最新の申請書式をダウンロードして印刷し、ご自身が学ばれた認定教育プログラムに連絡を取り、締め切りに間に合うように、出願書類を準備してください。
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1.資格認定の目的
本法人の目的である、「すべての人びとがスピリチュアリティを有しているという認識に基づき、スピリチュアルケアの学術的・学際的研究及びその発表と実践とを通して、本法人の会員の資質と実践の向上を図るとともに、スピリチュアルケアを含む全人格的なケアが社会のあらゆる場面で実践されるよう推進すること(定款第3条)」を達成するために、スピリチュアルケア師資格を認定し、社会的実践を行う者同士の相互研鑽及び資質の向上をめざしています。
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2.認定される資格の種類
スピリチュアルケア師には、ケア臨床及び本法人において期待される役割に応じて3つの資格があります。
1.臨床スピリチュアルケア師(旧認定資格)
① さまざまな困難や課題とともに生きる人々に、ケア者自身のスピリチュアリティを自覚し続けながら、スピリチュアルケアの視点からケアを提供することができる。
② 多職種協同のケアの臨床現場において、スピリチュアルケアの視点から貢献できる実践力及びコミュニケーション能力を備えている。
2.専門スピリチュアルケア師(旧専門資格)
① さまざまな困難や課題とともに生きる人々に、ケア者自身のスピリチュアリティを自覚し続けながら、スピリチュアルケアの視点から高度な実践的ケアを提供することができ、かつ、実践研究または基礎研究の活動を行うことができる。
② 多職種協同のケアの臨床現場において、スピリチュアルケアの視点から貢献できる高度な実践力及びコミュニケーション能力を備え、必要に応じてスピリチュアルケアの視点から指導的役割を取ることができる。
3.指導スピリチュアルケア師(旧指導資格)
① 本法人又はスピリチュアルケア師を教育するプログラム、もしくは多職種協同のケアの臨床現場において、スピリチュアルケア師の臨床教育に貢献できる実践力及びコミュニケーション能力を備えている。
② スピリチュアルケア師倫理綱領に基づき、スピリチュアルケア師及び候補者の臨床スーパービジョンを行う能力を備えている。
※指導資格は2023年度をもって廃止されることになっています。
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3.スピリチュアルケア師の学ぶ領域(人材養成教育領域)
「専門」資格あるいは「臨床」資格を目指す方は、次の二領域を学びます。
資格取得後は、学会が有資格者を対象とした「継続教育」を行います。また、「継続教育」の一つである事例報告の指導は有資格者が所属している認定教育プログラムが行います。
1. 基礎領域
(1) 思想・宗教・伝統・文化
(2) 心理・力動・援助
(3) 臨床専門職倫理
2. 専門領域
A (講義・演習)「スピリチュアリティ論」「スピリチュアルケア論」
B (臨床的教育法)「グループワーク」「臨床スーパービジョン」「臨床実習」
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4.出願から認定までの流れ(概要)
1.所属する認定教育プログラムに審査受験出願書類を提出する。
2.所属する認定教育プログラムより、受験希望者の書類を一括して期日までに、学会事務局宛に提出する。
3.審査(書類審査・筆記審査・面接試験)を受ける。
4.資格認定委員会にて合否審査を行い、その結果を理事会に報告する。
5.理事会は資格認定員会の報告を受け、理事会が承認した者に対し資格認定を行う。
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5.資格審査の内容
資格審査は、次のとおりに行います。
1) 書類審査(内申書以外は、本人作成)
2) 筆記試験
筆記試験は、スピリチュアリティ、スピリチュアルケアに関する基本的知識を問います。
人材養成教育領域(基礎領域と専門領域A)と本学会の定款及び「スピリチュアルケア師倫理綱領」から出題します。
3)面接試験
面接試験は、資格審査申請者の資質、適性を、以下の5つの観点を中心に評価します。
①自己理解
②他者理解
③関係性と共感力
④概念化力・表現力
⑤臨床倫理実践力
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6.臨床資格・専門資格および新規申請・更新申請の手続きと書式
出願を希望される資格(臨床/専門)および新規か更新か(正資格か暫定資格か)を確認し、該当するページの説明をよく読んで準備してください。 専門スピリチュアルケア師への出願は、臨床スピリチュアルケア師の資格保持が前提になっていることにご留意ください。
とくに、暫定資格の更新の方は、注意してください。
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【臨床・新規】
【臨床・更新】
【臨床(暫定資格)更新】
【専門・新規】
【専門・更新】
【専門(暫定資格)更新】
事例報告の書き方
臨床資格の更新および専門資格の新規取得や更新のために必要な事例報告について、2023年12月以降、新しい書式が新たに認められるようになりました。 これまで認められていた一回の会話記録による事例報告(今後は「書式A」と呼ばれます)と、複数回の会話記録(面談)による事例報告(「書式B」と呼ばれます)の二種です。 資格審査に必要な事例報告について、スーパーヴァイザーが両書式を担当されるかどうかは、スーパーヴァイザーあるいは所属認定教育プログラムにご確認ください。そして、
事例報告の書き方
を確認のうえ、定められた書き方にしたがった事例報告をご用意ください。